誰かが輝くたび、自分の色が薄くなった気がする夜はあるかしら。あの人が咲いたからといって、あなたの花びらが減るわけではないのだけれど、心はときどき数え間違えるのよね。
今日は、比べてしまう自分まで叱らなくていいわ。その鏡を少し傾けて、あなたの手元に戻っておいで。

鏡の外に咲く花
古い手鏡には、一輪の花。その下では、大きな花が鏡枠の外へ咲き広がっている。映った姿だけに、自分を閉じ込めなくていいというしるしよ。
中央には、ちぎれた紐を描いた手放す魔法陣。誰かとのつながりを切るためではなく、あなたの価値を誰かの物差しに結びつける、その癖を少しゆるめる一枚にしたわ。
塗り終えたら、「私はこれが好き」と言えることをひとつ書いてごらん。上手かどうか、役に立つかどうかは、今日は尋ねない。あの人の色で、自分を塗らなくていいのよ。
色を選ぶ、小さな儀式
鏡枠には古い金や銀、花びらには今気になる色を。左右の花を同じ色にしても、違う色にしても構わないわ。蔓と葉には深緑、流れる布には薄紫や青を重ねてごらん。鏡面の白を少し残せば、映る花が浮かび上がる。
中央の紐や月は、このシリーズ独自の象徴。気持ちや人間関係の変化を保証する図案ではないわ。比べる視線から少し離れ、自分で色を選ぶ時間として楽しんでおいで。
印刷して、あなたの色を
A4版と、55×85mmのカード4面版を用意したわ。塗って飾る一枚にも、手元に置く小さな花にも。
塗る時間は約1時間が目安。塗る範囲や色数で変わるから、途中で休んでもいいのよ。カードは印刷倍率100%(実際のサイズ)で。ケースに入れるなら、内寸も確かめておいてね。
個人利用のための無料塗り絵よ。再配布・販売などの扱いは、作品の利用案内を読んでね。
Flowers Beyond the Mirror — a coloring artwork about letting go of comparison. An antique hand mirror, flowers growing beyond their frames, vines and flowing fabric surround the letting-go circle. Free A4 and 55 × 85 mm four-card PDFs for personal use. Print cards at 100% scale.

